少年少女ロマンス 2巻 ジョージ朝倉

しばらく前にも(http://d.hatena.ne.jp/Fujiko/20030814ジョージ朝倉マンガの感想を書いたのであるが、またジョージである。ほんとにこの人の作風はエネルギッシュ・ラブという感じがするなあ。1巻読んだときにはまだジョージ作品というものが僕は全然わかっていなかった。すごく面白いです。反省した。そういえばジョージ朝倉のマンガのコマ割は「コマ」というよりも「ライン」である。線によってページ内のコマを分類して、結果としてコマにしているという形態になっている。コマという明確な「分断」がなく、流動的に、直線的に、物語が進行していくのだ。なんかほんとに、この人は2000年以降にバリバリ頭角をあらわした感じの少女マンガ界の革命児って気がするなあ。ほんとすごい。帯の煽り文もいいです。「王子様は、あたしを選ばない」もどかしすぎる恋愛模様はまだまだ続く! 2巻ではライバルが登場だー! A