キル・ビル Vol.1

キル・ビル Vol.1 [DVD]
近所のツタヤでなぜかずーーーっと全部レンタルされていてなかなか鑑賞できなかったところ、最近ようやく観ることができた。いやあ、面白かったです。日本通のタランティーノ監督の作品ということで、今までいろんな人の感想読んでたけどわりと賛否両論あったみたいですね。僕としては、正統派B級アクションということでかなり楽しめました。バトルシーンの連続で、手足や首が吹っ飛びまくって血液ブッシャー! 映像は苦手な人には相当苦手かもしれないが、そこもOK。あ、そういえば座頭市も血液ブッシャー系なところは似てるね。あー効果音、音楽も良かったです。なんというか、B級感にピッタリだと思う。
復讐のための闘いというテーマで、やっぱり一般的には幾つかのバトルシーンが見所だと思う。
・冒頭からナイフバトルで迫力あった。
・日本のアニメ製作会社が作ったルーシー・リューの生い立ちアニメパートはすげーカッコよくてダイナミックでよかった。久々にすごくいいアニメを観た気がする。8分くらいあって、後半ちょっとダレかけたけどギリギリだろうと思う。
・ルーシーさんは日本語も普通にハマってた。チャーリーズ・エンジェルの頃とはまた少し違った印象だなあ。なんか凛としてる感が増したというか。
千葉真一の刀鍛冶もいい感じだった。千葉真一の全盛期を知らない僕は、まあこういうのもわりと新鮮に観る事ができたというあんばいです。
栗山千明は可愛かった。可愛くて強くて怖い。目から血が出て死ぬのはすげー辛そう。うむー、やっぱりモーニングスター的な武器はああやって扱うのがいいのかな。振り回し+足技。役名がゴーゴー夕張という壮絶なネーミングで素晴らしい。
・終盤のヤクザ軍団との闘いはバッサバッサと斬りまくりでいっそ爽快。レベルの高い正統派B級ここにありという感じだった。
2はどうなるかよくわからないけど、とりあえず1はなかなか面白かったです。B+