2003-01-01から1年間の記事一覧
http://media.excite.co.jp/book/interview/200310/ ↑鈴木みそインタビュー 最新刊「銭」に関してのインタビューです。鈴木みその取材マンガは、とにかく情報圧縮率が高くてその処理がとてもうまくて読み応えがあり、面白い。マンガの一コマ一コマの中にどれ…
項羽と劉邦と、両陣営の主要登場人物のエピソードがどんどん描かれる。項羽と劉邦がいよいよ本格的に激突していくこの巻は、登場人物もある程度の範囲の限定もあってわかりやすい。C+
とうとうこの島耕作の物語を第1話から読むことができたよ! いやあ新鮮新鮮。てかこの人、第1話から浮気(不倫か)してるのね。これが島耕作の全てだよなあホント。女で出世する物語といっても過言ではない。でもまあしかし、会社組織のあれこれや、ホンモノ…
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4792603420/249-5800666-7449107 ←アマゾン販売 かつて小学館の学年誌である「小学5年生」に連載されていた作品である。作者の「泉昌之」とは、泉晴紀と久住昌之の組んだユニット名である。物語と絵を二人で作って…
NANA―ナナ― 2 (りぼんマスコットコミックス)作者: 矢沢あい出版社/メーカー: 集英社発売日: 2000/12/11メディア: コミック購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (74件) を見るバンドマンはひたすらモテるのねぇ……! 同い年で奈々という女の子とナナ…
しばらく前にも書いたダ・ヴィンチの巻末あたりで連載している人の、活字付きマンガである。自分の身辺雑記、思っていることを文章と絵であらわしているという作品。絵と文が両方一定のクオリティで書ける(描ける)という事が、ダ・ヴィンチのようなライト…
じわじわと中国の歴史が進んでいく。始皇帝から項羽と劉邦へ英雄の舞台は移ってゆく。非常に手堅い作風は鬼のような安定感であるけども、地味すぎる気もする。「ドカッ」とか「ドンドン」という描き文字がとんとないのも特徴なんだけど無味乾燥という雰囲気…
今持ってる自転車は嫌いだ!乗れないから。 Byのび太 息抜きにコンビニで買ったドラえもん読んでて上記のセリフに爆笑。藤子F不二雄のセリフ回しのセンスは、天才という言葉だけでは言い表せない。Aもたまに見ると「!」マークの使い方が尋常じゃないから面…
すごい。すごいぞ。1979年から1996年までの宮崎駿の思想とか世界観とかがギュギュギューっと圧縮して書かれまくった1冊。えっと作品時期的には「もののけ姫」が出た後ぐらいまでかな。ヌルい宮崎分析本は数あれど、本人がちゃんと関わってここまでの本に出来…
どこまでいっても呉智英だなあ。金太郎飴のごとくどこを切り口にして読んでも呉智英思想にいきつくのは流石だと思う。この首尾一貫姿勢はすごいな。民主主義と共産主義の関連性という話とか、えーあと子供の名前に悪魔という名前をつけた人がいたっていう話…
バナナフィッシュをはじめて全巻通して番外編も含めてちゃんと読んだ。吉田作品は他に「櫻の園」という名作があるが、これは昔読んだことがある。バナナフィッシュは完全にサスペンスものだったなあ。バナナフィッシュという名称の麻薬をめぐる陰謀、対立、…
2003年に発売されたマンガで俺が読んだ中でのベスト3に挙げるとすれば、このハチクロが入ることは間違いない。そしてG戦場ヘヴンズドア。あと1つはうーん、なんとなくよつばととジョージ朝倉作品とアイシールド21が僅差で甲乙つけがたい。西原理恵子の人生一…
わ、ジャンプの感想書くのもしばらくぶりなような気がする。表紙はNARUTO。この人の絵はこれ以上うまくならないのかなあと思った。成長の限界だろうか、それともあえてこの辺で抑えているのだろうかしら。最近の全体的な話。ちょっと前からその前よりも面白…
ぬおー、こりゃまた「悩める若者系」てな感じのマンガですな。ややダウナーというかダークというか。ただ、それを言うと同系列の木尾士目「4年生」「5年生」などにはやっぱり及ばないし、完成度としてはちょい低いかもしれない。余談だけど、悩める若者系は…
・ワイルドマウンテン 本秀康 そろそろ本秀康がもっとフィーバーされてもいいのではないかと切に思う次第だ。浦沢直樹もこの漫画家大好きなんだよな、確か。王道漫画を描く人がこういう漫画家好きっていうのは実に面白いもんだなと思う。浦沢ももしかしたら…
面白かったー。ディズニーは駄作とスマッシュヒットを交互に出すなあという気がする。見て損は無い良作だと思います。■面白かったところ ・モンスターシティーの世界観の構築 冒頭からしばらく、舞台となる「モンスターシティー」という都市の生活描写が続き…
大いなるマンネリ、その64巻目。なげえなあこれも。登場キャラクターがわんさかいるので飽きないところがスゴイっちゃあスゴイな。この巻ではやっとこさイタリアンマフィア侵攻編が終わります。けっこう行き当たりばったり感もあるんだけど、まあドン=静也…
うーん。ながら鑑賞という感じでダラダラ見てしまったので、あまり面白く感じられなかった。これは僕という受け手が悪いのか、ながら鑑賞では観るに耐えないレベルの作品でしかなかったこのアメリ自体が悪いのか、微妙に判断つきかねるところです。 緑・黄色…
ビデオで観るつもりはなかったんだが、ビデオ屋で100円レンタルだったので借りてみました。新しいやつなので、アニメが始まった初期よりも多分声優とか作画もだいぶんこなれていると思うし、見ごろかなーというのもあった。うんうん、いいんじゃない? キャ…
原作も読んだんだけど、比較すると原作のほうがファンタジーテイストが強かった気がする。最近のジブリの「物語の大風呂敷投げっぱなしポーイ」という傾向からするとその流れにはさすがに乗らずに済んでるなあこれは、と思いました。あくまでも個人的な話(…
幻の最終回の映画的リメイク作品。劇場でこれ観たらさー、こりゃ泣くよねぇ……。ドラえもんが帰る夜の野比家の、ドラえもんの夕食は山盛りのドラ焼き。いいねえいいねえ。のび太もそれを一つとって、ドラ焼きでお互いに乾杯。その日の夜は一緒の布団に入る2人…
ジャイアンとジャイ子がメインの物語。兄妹愛が描かれていてとてもいいです。茂手もてお君(もてもてお)がジャイ子と一緒に同人誌を作る(!)キャラとして出てくるんですが、名前の通り「めっちゃモテるキャラ」という存在なんですね。でもこれ顔がメガネ…
酔っ払いというものをテーマにした短編集である。面白い。酔っ払いというのは、見かけて絡まれたりすると甚だ不快な存在なのだけど、自分が酔っ払いになるというのは楽しいものである(楽しく酔える限りは)。その「酔っ払いのバカさ」「酔っ払いのおかしさ…
少年マガジンで連載されていたもの。全2巻ということから、人気はさほどなかったんだろうなあ。えーと、お笑い芸人を目指す2人の若者の物語です。シチサンメガネっていうのはシチサン分けでメガネをかけた男が主人公っていうことで。借りて読んでみたわけだ…
花輪和一の奇妙な世界にグイグイと引き込まれてしまう。話そのものは混沌としている。拳銃を見つけ、それを修理していく作者の世界(現実)と、鉄砲鍛治とその娘と周辺人物が繰り広げる昔話的世界がグルグル交差しながら話が展開していってる。「刑務所の中…
原作は有名な司馬遷の史記である。高校の頃に習った漢文の元になった話が色々あって面白かった。臥薪嘗胆とか、そういう故事成語のエピソードね。しっかしまあ、横山光輝の絵はめちゃくちゃ淡々としているなあ。なんせ、「ズバッ」とか「バキッ」とかの描き…
色んなテーマでもって、それにそって本読んで感想をマンガ的な挿絵つきで書いた(描いた)エッセイ作品。ダ・ヴィンチの後ろのほうにマンガ描いてるあの人です。今でもやってるのかしらないけど。ちょっとダラダラ感があるので、一気に読むと眠たくなります…
新作「銭」の発売間近な鈴木みそ作品。おとなのしくみ、最週巻です。忙しさとかネタの無さとかそういう精神的なしんどさで終わったこの連載ですが、いやいや面白い。ネタがないということをちゃんとネタにしてるじゃないか。色んな人や出来事を取材して描く…
うーん、面白かったなあ。この人のらんまやうる星やつらとこの短編集の違いは、藤子F不二雄におけるドラえもんとSF短編集ぐらいのギャップを感じる。いわゆる表と裏、というか。らんまのような、「生ぬるく永続する世界」ではなく、この短編集に掲載されてい…
新人の新連載はしばらく様子見てから感想書いたほうが個人的にはしっくりくるような気がするなー。・ピューと吹く!ジャガー ああ、あるあるこういうの。柱に足を置いて寝転ぶ姿勢、あるある。もう今週はこのポージングだけでオッケーでしょう、と思うような…